認知症高齢者・障害者の日常ケア
スウェーデンの補助器具
実際にスウェーデンで出会ったすばらしい製品をご紹介します。
■障害を持つわが子への思いがきっかけとなって生まれました
北欧・スウェーデンで障害を持って生まれた我が子にと、母親が考え、工夫して作った手作りのおもちゃがきっかけでこのお人形は誕生しました。やがてそのやさしさは、同じ思いの親たちに広がり、ヨーロッパで評判となりました。
障害児や認知症高齢者の方のためにさまざまな補助器具やおもちゃを開発し、それらは家庭やケアの現場で多くの人を支えています。
■障害があっても認知症であっても自立して生活をしようという意欲と、人としての尊厳を保ち続ける事が大切です
北欧では障害を個性として捉え、すべての人が自立し、また平等です。高齢になってもいつまでも尊厳を持って生きることを大切にしています。
環境を整えることで、軽度の認知症患者の方も自立した生活を営めます。介護する側の管理ではなく、その人の持っている力を最大限利用し日常生活を送ることで、自己実現に近づきます。